英会話スクールに通いたいと考えても種類が多すぎてどこに通ったらいいかわからないと考える方も多いのではないでしょうか?
英会話上達において、最も大切なのはスクール選びです。
スクール選びで失敗してしまうと、モチベーションが維持できず、結局お金がかかったが習得できずに辞めてしまうことが多いです。
そうならないためにも、おすすめの英会話スクールの紹介と同時に、失敗しない英会話スクールの選び方をご紹介します!
ちなみに先にコツをちょこっと教えますと…自分の理想とするスクールに出会える確率を何倍にも上げる方法があります。それは、『複数の英会話スクールの無料体験・カウンセリングに行くこと』です!目安としては、5社ほど行くことで自分に合いそうなスクールが見つかるでしょう。
英会話スクール比較表
スクール名 | タイプ | 料金 | 期間 | 内容 |
---|---|---|---|---|
プログリット | コーチング | 328,000円/2ヶ月〜 +入会金50,000円 |
2ヶ月〜 | 個人面談60分×8回 毎日の学習サポート |
RIZAP イングリッシュ |
コーチング | 328,000円/2ヶ月〜 +入会金50,000円 (最大100,000円割引あり) |
2ヶ月〜 | 個人レッスン50分×16回 毎日の学習サポート |
TORAIZ | コーチング | 98,000円〜/1ヶ月〜 +入会金50,000円 +コンサル代185,000円 |
1ヶ月〜 | 個人レッスン75分×12回〜 毎日の学習サポート |
イングリッシュ カンパニー |
コーチング | 170,000円〜 | 2ヶ月〜 | 個人レッスン75分×16回 毎日の学習サポート |
ALUGO | コーチング | 198,000円〜 | 2ヶ月〜 | 電話レッスン25分×32回 バイリンガルセッション50分×8回 |
プレゼンス | コーチング | 128,000円〜 | 2ヶ月 | グループレッスン120分×8回 |
スパルタ英会話 | コーチング マンツーマンレッスン グループレッスン |
450,000円〜 +入会金50,000円 |
3ヶ月〜 | 個人レッスン50分×24回 グループレッスン無制限 オンラインレッスン25分×24回 コンサルティング50分×6回 |
レアジョブ本気塾 | コーチング | 400,000円 | 2ヶ月 | 個人レッスン60分×8回 オンラインレッスン無制限 毎日の学習サポート |
GABA | 個人レッスン | 1回5,000円前後〜 | 約5ヶ月〜 | 個人レッスン40分×20回〜(人により異なる) |
シェーン英会話 | 個人レッスン グループレッスン |
1ヶ月28,566円〜(月謝制) +入会金20,000円 |
1ヶ月〜 | 個人レッスン40分×4回〜(人により異なる) |
ECC外語学院 | 個人レッスン グループレッスン |
1ヶ月16,000円前後〜 +入会金20,000円 |
約10ヶ月〜 | 個人レッスン100分×40回 |
NOVA | グループレッスン 個人レッスン |
1ヶ月10,000円〜(月謝制) | 1ヶ月〜 | グループレッスン40回×4回〜 |
b-わたしの 英会話 |
個人レッスン | 1ヶ月26,000円前後〜 +入会金30,000円 |
1ヶ月〜 | 個人レッスン40分×4回〜 |
ロゼッタストーン ラーニングセンター |
個人レッスン | 1ヶ月16,000円前後〜 +入会金30,000円 |
1ヶ月〜 | 個人レッスン40分×4回〜 |
START-UP ENGLISH |
個人レッスン | 59,600円/3ヶ月〜 | 3ヶ月〜 | 個人レッスン50分×12回〜 (3ヶ月目以降は解約可能) |
イングリッシュ ビレッジ |
個人レッスン | 1回2,100円〜 +入会金31,000円 |
1回〜 | 個人レッスン40分×1回〜 (2回め以降は10回単位で申し込み) |
Bizmates | オンラインレッスン | 1ヶ月6,000円〜 | 1ヶ月〜 | オンラインレッスン25分×毎日(任意) |
DMM英会話 | オンラインレッスン | 1ヶ月5,980円〜 | 1ヶ月〜 | オンラインレッスン25分×毎日(任意) |
レアジョブ英会話 | オンラインレッスン | 1ヶ月4,200円〜 | 1ヶ月〜 | オンラインレッスン25分×8回〜 |
英会話スクール総合ランキング
【2位】スパルタ英会話
【3位】GABA
【4位】シェーン英会話
【5位】ロゼッタストーン・ラーニングセンター
ビジネス英会話に強いスクールランキング
【2位】スパルタ英会話
【3位】GABA
日常英会話に強い英会話スクールランキング
【2位】NOVA
【3位】ECC
TOEIC対策に強い英会話スクールランキング
【2位】プログリット
【3位】Leplus
短期集中向けの英会話スクールランキング
【2位】スパルタ英会話
【3位】TORAIZ
初心者向けの英会話スクールランキング
【2位】b わたしの英会話
【3位】START-UP ENGLISH
マンツーマンレッスンの英会話スクールランキング
【2位】シェーン英会話
【3位】イングリッシュビレッジ
オンライン英会話スクールランキング
【2位】レアジョブ英会話
【3位】Bizmates
安くお手軽な英会話スクールランキング
【2位】DMM英会話:1ヶ月5,980円〜
【3位】NOVA:1ヶ月10,000円〜
英会話スクールの選び方の基準
英語上達においてもっとも重要なこと。それは「スクール選び」です。
絶対にやってはいけないのは「知っているスクールだから」という理由で、よくも調べずに入会してしまうことです。
英会話スクールは数万〜数十万円かかる高い買い物です。入会してから後悔しても時すでに遅し。
海外の人と商談する機会が増えてきたから、フォーマルな英語が使えるようになりたい!
子育てにも慣れてきたし、気軽に英会話でもはじめてみようかな♪
例えば、上記の2人が通うべきスクールが異なるのは当たり前ですよね。
これは目的が違うからです。以下、後悔しないため入会前に必ず考えるべき7つのポイントです。
②学習期間を考える(短期間集中orゆっくり学習)
③レベルを考える(初心者用or中・上級者用)
④レッスン形式を考える(マンツーマンorグループレッスン)
⑤通学かオンラインを考える(オフラインorオンライン)
⑥講師、トレーナーの国籍を考える(日本人orネイティブ)
⑦料金を考える(とにかく安いor料金はかかっても質の高いレッスン)
1つずつ詳しく見ていきましょう。
①目的別で考える(ビジネス英会話or日常英会話orテスト対策)
英語学習において最も大切なのは、「目的を明確にすること」です。
英語学習の目的を大きく分けると、以下3つに大別されますね。
②日常英会話に慣れる
③TOEICなどのテストスコアをあげる
英語学習の目的と、スクールの特徴が一致していることが、スクール選びで最も大切です。
ビジネス英会話に強いスクール
ビジネス英語を学びたい場合は、正しい単語・発音・文法などの知識はもちろんのこと、加えて論理的に相手に伝わる話し方まで学べるスクールに通うことが大切です。
日本語での商談でも、ただ日本語が話せるだけではなく、自分の意見をわかりやすくかつ論理的に伝えられることが大切ですね。それを英語で行うので、当然相応の訓練が必要です。
ビジネス英会話に強いスクールは、プログリットなどに代表される英会話コーチングサービスや、GABAなどのマンツーマン型英会話スクールが有名です。英語コーチングは、「短期集中」で英語を身につけることに長け、後者のマンツーマン型英会話スクールはじっくり習得することに長けています。
日常英会話向けスクール
日常英会話の場合、先ほどのビジネス英会話に比べて難易度は低く、学習ハードルは下がります。
筆者が思うに、まずは英語に慣れてみたい方は日常英会話スクールで十分です。
大手英会話スクールの場合、ある程度学習カリキュラムが決められているのできめ細やかな個別対応は難しいですが、英語に馴れ親しむのであればそれでも十分でしょう。
日常英会話スクールは、NOVAやECC、AEONなどが有名ですね。
TOEICなどテスト対策に強いスクール
テスト対策用コースがある英会話スクールでは、その試験の勉強法やテクニックなども教えてくれるので、他のスクールで英語を学ぶよりはるかに短時間で点数を上げることができます。
なお、TOEIC対策の場合は日本人講師がおすすめです。
なぜなら、TOEICは主に日本と韓国で有名なテストだからです。実は、世界的に見ると認知が低い試験なのですね。
一方、TOEFLやIELTSは英語圏はもちろんのこと中東やヨーロッパでも広く認知されている試験です。
②学習期間で考える(短期集中orゆっくり学習)
次に考えるべきは、いつまでに英語を身につけなければならないのか。つまり「習得までの期間」です。
英会話スクールによって、受講スケジュールが全く持って異なります。
短期集中
最近ブームなのが、短期集中で一気に英語力をあげる英語コーチングサービスです。
従来の英会話では、主に「ステップアップ方式」をとります。明確な時間軸をおかず、まずは楽しむところから始めます。
英語に慣れ親しむ
→徐々にレベルを上げる
→最後にペラペラになる
これに対し、英語コーチングスクールでは
明確に目標・期間を決める
→苦手(課題)を見つけ、必要なトレーニングを行う
→レッスンでアウトプットをし不明点を質問
→短期間で英語を習得する
とゴールからの逆算で学習を進めます。
数ヶ月後に海外出張を控えていたり、どうしても早く実用的な英語を習得したいと考えている方は短期集中コースのある英会話スクールに通うことをおすすめします!
短期集中で英語を学ぶなら、プログリットやスパルタ英会話、ライザップイングリッシュ、TORAIZなどの英語コーチングサービスがおすすめです。専属のコンサルタントが、苦手分野を最短で克服するための学習法とスケジュールを組んでくれるので効率よく英語習得が可能です。
ゆっくり学習
明確な時間軸は設定せず、じっくり時間をかけて英語を習得していきたい方には、通常の英会話スクールが良いでしょう。
月謝制のスクールでのんびりやるも良し、回数券制(ポイント制)のスクールで必要な回数分購入しても良しです。
ストレスなく自分のペースで習得できるので、喫緊に英語が必要ではない場合は、無理に期間を設定しなくても良いですね。
③レベルで考える(初心者用or中・上級者用)
次に気をつけるべきなのがスクールのレベルです。
自分の実力以上に背伸びしすぎてもついていけずに挫折しますし、かといってイージーすぎるレベルを選んでも物足りなさを感じてしまいます。
しかし、「初心者」と言っても定義が難しいですよね。
例えば、実際英語をある程度話せるものの、綺麗に発音できない人も自らのことを「初心者」と思うこともありますね。実際、できる人ほど自己評価が低いことは心理学的にも証明されています(ダニング=クルーガー効果)。
つまり、自身を「初心者」と思うかは、極めて主観的で自己評価の高低に左右されると言えます。
そこで、the-trainingでは、英語の初心者をいかのように定義しています。
つまり、英語における「全て」に苦手意識がある人=『初心者』としています。
ある程度英語を話せる人や、文法や単語・読解の基礎ができている人は、上級者向けのレッスンやハイレベル英会話コーチングサービスで、スピーキングに特化したトレーニングを積むことをおすすめします。
初心者向けのスクールだとNOVAやbわたしの英会話、マンツーマンのGABA、ライザップイングリッシュ(英語コーチングサービス)などが有名ですね!
レッスン形式で考える(マンツーマンorグループ)
英会話はレッスンは、「マンツーマンレッスン」と「グループレッスン」と形式が分けられます。
自身のスタンスにあったスクール選びが大切です。
マンツーマンレッスン
マンツーマンレッスンのメリットは
②疑問点をその場で解消できる
③他の生徒の目が気にならない
です。
デメリットは、
②積極的に質問しないとお金が勿体無い
③グループレッスンより割高
です。
レッスン時間中は講師を独占できるので、わからない部分はその場で解消できるのが嬉しいですね。
マンツーマンレッスンの英会話スクールでは、しっかり学ぶならGABA、ライトに学ぶならb わたしの英会話やスタートアップイングリッシュがおすすめです!
グループレッスン
グループレッスンのメリットは
②ライバルがいることで切磋琢磨して良い刺激に
③他の生徒の発音や表現を盗める
です。
デメリットは
②発言回数が減るので、一回一回のレッスンに集中しないと身につきにくい
です。
他の生徒から学んだり、刺激を受けて頑張りたい人はグループレッスンがおすすめです。
グループレッスン型の英会話スクールでは、NOVAやECC外語学院が有名ですね。ちょっと値段はしますが、短期間でしっかり習得したい場合英語コーチングサービスのpresenceもおすすめです!
通学かオンラインかで考える
英会話スクールを受講する場合、通学orオンラインの2つのタイプがあります。
通学型のスクールは学習リズムが一定なので継続しやすいこと、顔を合わせるので細かい表情や口元の動きを見れてリアルな英会話取得に向いていることがメリットですね。
一方、近くに英会話スクールがない方(地方の方)や、忙しく通う時間が確保できないといった方にはオンライン英会話が向いています。
自身の行動エリアやライフスタイルに合わせて選ぶのが大切です。
講師が日本人かネイティブかで決める
英会話スクールには、日本人とネイティブの2種類の講師がいます。
初心者の場合、日本人講師または日本語が話せる外国人講師だと安心です。
理由は、レッスン中にいざ英語がわからなくなったら、日本語で助け舟を出してもらえるからです。
具体的なレッスン内容以外の悩み相談(モチベーション維持方法など)も、日本語の方がしやすいですね。
反対にネイティブ講師とのレッスンは、より実践的でリアルな英語を学べる・講師の国籍によってその国にカスタマイズした英語を学べるなどの利点があります。
英語学習がある程度進んでいる中級者以上の人は、ネイティブ講師との英会話レッスンにチャレンジしてみるのも良いでしょう!
料金から考える(とにかく安くor質の高いレッスン)
ひとまとめに英会話スクールといっても、料金の幅が非常に広いです。
月額の料金が1万円程度の安価なスクールから、2ヶ月で30万円以上かかる高価なスクールまで料金形態は様々です。
イメージですが、日常英会話向けのスクールは料金が安め、短期集中の英語コーチングやマンツーマンレッスンは料金は高めです!
とにかく安く抑えたいのか、それともお金がかかっても質の高いレッスンで確実に英語を身につけたいのか。
得られるリターンと料金のバランスを見て、自身にとってちょうど良い価格帯のスクールを選びましょう!
最後に:本気で上達したいなら英語コーチングスクールがおすすめ
ここまでで、英会話スクールの選び方の基準やおすすめのスクールの紹介などをしてきましたが、本気で英語を上達させたいと考えている場合はコーチングスクールがおすすめです。
「第二言語習得研究」と呼ばれる理論に基づき、日本人の脳が英語を理解する過程はすでに解明されています。
例えば、日本人が苦手なリスニング。英語のフレーズを聞いた時に、我々の脳は「音声知覚」と「意味理解」に分けて考えるようにできています。
「Can I have some water?」と文で書かれていれば「お水もらえますか?」と意味を理解することは容易ですよね。しかし、音で聴くとなれば話は別。
音声知覚では「キャナイハブサムワラ」を「Can(キャ) / I(ナイ) / have(ハブ) / some(サム) / water(ワラ)?」であることを認知しなければなりません。
特に、waterは「ウォーター」ではなく「ワラ」と聞こえます。これをワラ=waterと変換できるか第一関門ですね。
そして音が聞き取れたら次に「意味理解」です。
・Can〜?=〜してもらえますか?
・I=私
・have=得る
・some water=水
文法・ボキャブラリーの知識があってはじめて「Can I have some water?」=「お水もらえますか?」であると意味理解ができるのですね。
すなわち、「リスニングが苦手なので、とにかく聴きまくろう」というのは本質的ではなく、「音声知覚と意味理解のどちらで躓いているのか?」「どうすれば克服できるのか?」を見極め、それぞれに合わせたトレーニングを行わなければ聴き取れるようにならないのです。
英語コーチングスクールは、このような第二言語習得研究に明るい一流のトレーナーやコンサルタントが一人一人の課題を特定し、効率の良いトレーニングを行い、さらに短期間で圧倒的な学習量を確保します。
英語学習は、
で上達が決まります。
学習生産性とは、「どのくらい効率よく学習できているか」です。学習投下時間は「かけた時間」です。
日本人が英語ができないのは、学習生産性が低いか、投下時間が少なすぎるのどちらか。
コーチングスクールは、専属のトレーナーがカリキュラムを組み、毎日英語学習の時間を2~3時間ほどとり、トータルで月80時間ほどの勉強時間を確保させます。
勉強量も多く骨が折れることもありますが、上述の課題である「学習効率性×学習投下時間」の両方を満たせるので最短で効果が出やすいのです。
上記のような理由から、絶対に英語を話せるようになりたい方は、コーチングスクールをおすすめします!
おまけ
今回、日常英会話からビジネス英会話、オンライン英会話など、幅広い種類の英会話スクールを紹介してきましたが、上記は全て「大人」向けの英会話スクールです。
もし「お子様に英語を学んで欲しいが、良いスクールがどこかわからない…」など悩んでいらっしゃれば、以下のサイトがおすすめです!
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